2018年04月11日

【Zゲージ】A4レイアウトを作る(製作編)

10年以上前から作ってみたかったZゲージのレイアウトを作ることにしました。

Zゲージは縮尺1/220、軌間6.5mmのとっても小さい鉄道模型です。
詳しいことは良く知らないのですが、子供の頃の知識ではZゲージはドイツのメルクリン社製しか存在していなかった気がします。

子供の頃は外国の鉄道には興味がなかったのですが、ドイツからの帰国子女の同級生の家に遊びに行った時に見たメルクリンのHOゲージの模型はカッコよかったという記憶があるんです。
そのころから、メルクリンは憧れの模型ではあったのですがとっても高価。

10年位前にメルクリン ミニクラブ スターターキットをオークションで手に入れて作ってみようと思っていたのですが、線路含めていろいろな物が高価で手に入りにくく諦めていました。

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2年前から鉄道模型をいじり始めていろいろと調べていくうちに、ロクハンという日本のメーカーからZゲージを出していることを知り、レールなども発売していることを知り、レイアウトを作りやすそうだとわかり作ってみることにしました。

まず、レイアウトのサイズはA4サイズの小さいものにすることにしました。

レールはロクハンのR95-45°というカーブレールを使うとA4サイズに収まることがことがわかりました。









カーブレールだけで真ん丸のレイアウトでもよかったのですが、線路給電用のフィーダーを取り付けるために直線部が必要なのと、レイアウト内に川を流して橋を渡したかったので直線部を作って、オーバルコースにすることにしました。

A4サイズにオーバルを斜めに設置することにより、直線部は110mm取れそうだったので片側にはロクハンの"R088 単線トラス鉄橋(短)赤"、反対側には"55㎜直線レール(給電部付)"+"R085 デッキガーダー鉄橋(短)あずき色"にすることにしました。

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そこから、橋の下を上手く流れるように川の位置を決めていきます。

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今回、スチレンボードは10mm厚のものを3枚重ねにして使います。
2枚を使って川を掘り、一番下のボードが川底になります。

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それと、レイアウト奥の2隅にスチレンボードを重ねて山を作りました。
線路と建物を設置する部分は3mm厚のスチレンボード2枚重ねで底上げしておきました。
そのままでは、スチレンボード段差が目立つので、紙粘土を使って補正しておきます。

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スチレンボードで成形できたら、シーナリープラスターで土木作業をしていきます。
シーナリープラスターは乾くとボロボロとはがれやすいので、水だけでなく木工用ボンドを溶いたボンド水でシーナリープラスターを混ぜていきます。
ボードの縁はシーナリープラスターが流れ出てしまうので、マスキングテープで養生してから筆とスプーンを使って全体的に塗りたくっていきます。
しばらく放置して乾燥させます。


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建物はいろいろと悩みました。
ロクハンからも純和風な建物も販売されているのですが、走らせる車両はメルクリンの小さな蒸気機関車なので、なるべく洋風建築物が良いなと思うのですが、Zゲージサイズはなかなかありません。
オークションで、VOLLMER(フォルマー)のZ9572「アドラー通り4番地の店」というものを落札できました。
よくわからないのですが、VOLLMERはドイツの模型メーカーの様ですがなかなか高額ですね。

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もう一つは、Amazonで見つけたアドバンス社製のペーパーストラクチャーキット「ホーム向アクセサリーA」という駅舎みたいな建物にしました。
VOLLMERはプラスチック製のプラモデル、アドバンスは紙製のキットです。

VOLLMERはパーツ毎に着色成形されているので組み立てるだけでもそれっぽいのですがプラスチック製なのでプラカラーで塗装し、アドバンスは適当に汚しを入れる程度にしておきました。

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二つの建物の間には川が流れていて、駅舎が孤立してしまうような位置になるのでお店から駅に向かうようなイメージで橋を渡すことにしました。
橋はL字のプラ棒とプラ板で橋を作り、0.5mmのプラ棒を切り貼りして手すりを作ってみました。
全長5cmの小さな橋です。

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シーナリープラスターが乾いてきたので着色していきます。
着色には100円ショップのアクリル絵の具を使いました。

まずは全体的に薄く茶色で着色します。
川の部分は黒色を使います。まずは薄く全体に塗り、次に川底に向かって濃くなるようにグラデーションをつけて着色していきます。

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山の部分は濃い茶色で塗り分けていきます。イメージは山の上の方は土が乾き気味で、下の方に向かって水が流れ湿っているような感じにしていきます。

大体着色できてきたら川を仕上げていきます。
まずは川底全体を木工用ボンドを塗り、乾いたらクレインペイント アクアシリーズで波を表現しておきます。
更に乾燥したら、川底の中央付近は黒に近い緑色、川の縁に向かって緑→白のグラデーションに塗っていきます。
乾燥したら、次はグロスメディウムを塗り乾燥させます。
その上に薄い緑色、その上にグロスメディウムを何重か繰り返すことにより川の深さが表現できてきます。

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川が完成したら線路を固定しますがロクハンの線路は釘穴がないのでピンバイスで数カ所穴を開けて、木工用ボンドと線路釘で線路を固定します。
線路が錆びているように見せるため、レッドブランで塗っておきます。
次にバラストを撒きます。
バラストは細かいものにしようと思いましたが、結局Nゲージ用のものを使いました。
ただし、軌間はあまり撒きすぎると車両走行に影響が出そうなのでほどほどに。
固着には中性洗剤を混ぜたボンド水をスポイトで流し込みました。
バラストが固着したら、エアブラシでフラットアースを吹き、溶剤で線路のトップの塗装を落としておきます。
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建物の中にはLEDも仕込み、パウダーやフィールドグラス、樹木ストラクチャーなどで仕上げていきます。

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土台はA4サイズのシナベニヤを使います。
シナベニアはワトコオイル(マホガニー)で着色しましたが、所有するワトコオイルは10年以上前に購入したもののせいか、イマイチ仕上がりがマホガニーっぽくないですが、まぁ良いと思います。
シナベニアの一部をのこぎりで切り込み、コントローラーを取付パネルのためのスペースを作ります。
モーターコントローラーは以前HOナローレイアウトで使ったAmazonで見つけたモーターコントローラーを使います。

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電源は家に転がっていた6VのACアダプターを使うことにしました。
トグルスイッチはLED照明のON/OFF用になります。基板を適当に作って土台裏に配線をします。
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コントロールパネルはこんな感じ。
可変抵抗器にはON/OFFスイッチもついていてスイッチON右に回すとスピードが上がります。

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6VのACアダプターは成功だったようで、スムーズに車両を走らせてくれるし低速走行もしてくれます。

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次回、ギャラリーを掲載して完了です。


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2018年04月04日

【HOナローゲージ】ミニレイアウト山岳線を作る④橋・川

今回でHOナローゲージ山岳線レイアウトは最終回にしたいと思います。

話は前後してしまうかもしれませんが、わざわざ山岳レイアウトとしているのは
小さいレイアウトで立体交差を作りたかったからです。
かなり狭いカーブで無理やり立体交差を作りました。
仮組した段階でわかったのは、全て山にしてしまうと山ばっかりで重苦しいというか
山肌ばかりでつまらなくなってしまうこと。
もっとすっきりさせて、いろいろな部分を見せるには橋げたを作るのが良いのではないか
と思いました。
レイアウトの真ん中に川を流して2か所橋を渡しましたが、それでもなんか重苦しいので
木製の橋げたを作ることにしました。

本来は道床のないレールを使って木製トラスの上を走らせるビッグサンダーマウンテンの様な
感じにしたかったのですが、道床無レールの取り扱いが面倒臭かったので、強引な橋げたを
作くることにしました。

材料はTOMIXの橋脚とスチレンボードとダイソーの角棒です。
TOMIXの橋脚だけでも十分なんですが、木造トラスを作ってみたかったので無理やり組み込みました。

橋脚をダイソーのアクリル絵の具で着色して、適当に建てます。

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橋脚の間に角棒でトラスを組んで建てます。
着色はアクリル絵の具です。

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その上にスチレンボードを載せます。

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スチレンボードの端に角棒を貼り付けていきます。

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実際、この様な工法は無いと思いますが、角棒を切って並べてみました。
そうするとレンガ積みのように見えます。

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レールを敷くとここんな感じ。

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バラストを撒いて着色するとこんな感じ。

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次に川です。
シーナリープラスターで作った川底にまずは木工用ボンドで川を作ります。



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ボンドが乾いたらアクリル絵の具で着色します。



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グレインペイントアクアシリーズというものが水表現に良いと聞いたので試してみました。

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なんか色のついたシリコンみたいなもので、粘度が高いので波の様な感じを
出すことが簡単です。




しかし、乾いてみると仕上がりは自分の好みではなかったので波の形状だけ利用して
つくり方を変えることにしました。

まず、アクリル絵の具の黒と緑を混ぜたような色を川の中心部に塗ります。
絵の具が乾いたら、グロスメディウムを塗ります。
メディウムが乾いたら、再度緑色のアクリル絵の具を薄めに(下が透けるくらい)に塗ります。
絵の具が乾いたら、再度グロスメディウム塗布。
次に白と緑を混ぜたようなアクリル絵の具を川の端に塗ります、そしてグロスメディウム。
最後に白い絵の具でアクセントをつけて、最後にグロスメディウム。
何重かに分けて着色していくと川の深さが表現できるような感じがします。



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以上でHOナローゲージ山岳レイアウトの完成です。

ここまで作ってなんなんですが、私は鉄道マニアでも鉄道模型マニアでもなく、ただ作りたい
だけなのであまり走らせて遊んだりはしていません。
気に入っているのですが、今回のは自分にとってはちょっと大きすぎたかなと思っています。
次回はもっと小さいものを作りたいと思います。



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2018年04月03日

【HOナローゲージ】ミニレイアウト山岳線を作る③ストラクチャー

随分と久しぶりの書き込みとなってしまいましたが、引き続き製作記を書いていきたいと思います。

今回ははストラクチャーについてです。

まずは建物ですね。
山岳線ということで、山の中にある木材に関する工場といった感じのものをイメージしました。
建物としては3つ、適当に紙で作ってみてサイズ感とかを見てみます。
厳密なスケール感を出すつもりはなく、車両の窓の大きさと家の窓の大きさをだいたい合わせて
そこから建物の大きさを決めました。

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1つ目の建物は作業場です。
建物が線路をまたいで建っていて、建物の下を車両がくぐり抜けていくような感じにしたかったので
変則的な3階建ての建物です。

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屋上から山の上の線路に出れて、荷積みができるような感じですかね。
CADとかは使えないので、Microsoft-Wordを使って簡単に図面を書いてケント紙に印刷しました。

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外壁は下見板張にしたかったので、普通のコピー用紙を細長く切って重ねて張りました。

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外階段はこれもケント紙と0.5mmのプラ棒を切って作ってみました。
屋上の手すりも0.5mmプラ棒で、建物の柱(脚?)はダイソーでみつけた角材棒です。
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LEDを室内に仕組むため光漏れ防止と効率をあげるためにアルミシートを室内に貼っています。

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2つ目の建物は飯場のイメージですかね。
2階建ての家ですね。
トタン屋根と下見板張の外装で仕上げています。
これもケント紙製です。

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3つ目の建物は焼き鳥屋ですね。
仕事が終わって駅に向かう、駅の先に赤ちょうちんがあって寄っていくという感じですね。
片流れ屋根でトタン張りの簡易的な建物ですね。

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赤ちょうちんも透明なプラパイプを赤く塗って作ります。
焼鳥屋なのでプロパンガスと煙突もプラパイプで作りました。
「やきとり」の看板も光るように細工し、キッチンペーパーを着色して暖簾も作りました。

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それぞれの建物も塗装してしまえば紙で作ったとは思えない仕上がりになりました。

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他に駅のホームと待合室も作ります。
ホームはスチレンボードにデザインプラスチックペーパーと情景シート、角棒で作りました。

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待合室はプラバンにカッターで筋を切り込んでトタン感を出し、プラ角棒とで作りました。

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自動車も欲しくなります。
年代的には昭和40年代のイメージなので、定番のスバルとミゼットになります。
なかなかHOサイズのミニカーがないのですが、なんとか見つけました。
スバルはパトカーの2台セットを購入したので、1台はレモンイエローに塗装。

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ミゼットは見塗装で濃い青でプラスチックそのままだったので、薄いブルーグレーに塗りました。
ミゼットは昭和40年代ではかなり年期が入っているはずなので、かなり汚しをいれました。

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飯場の横にはライトエースを置いてみました。

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建物の中にLEDを仕組んでいます。

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焼鳥屋の看板と赤ちょうちんも光る様にしました。
赤ちょうちんにはプラパイプの中にチップLEDを入れて光らせています。



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駅周辺夜の感じです。
テストでNゲージを置いてますが、それほど違和感はないですね。

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チップLEDを仕組んだ街灯も作りました。
夜景はこんな感じになりました。

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